独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

行き詰まったらピョンピョン!行き詰まってなくてもピョンピョン!!

 最近、なんとなくアクセスが稼げそうな記事ばかり書いていましたが今日は普段の(普段の、が何なのかよくわかりませんが)話をすることにします。ドバイの話も散々して、ドイツの話も散々したので今日は沖縄で空を飛んだ話でもしようかなと。旅行事件記第4弾ですね(笑)。


  沖縄の観光地は色々ありますが、沖縄は意外と広くて観光するには自動車が欠かせないということは衆知の事実だと思います。ちなみに僕は高2の5月くらいまで「ゆいレール」は沖縄本島の上から下まで全部走っているのだと思っていたら実は那覇市内をチョロチョロっと走っているだけだということを知ったのですが、まさかそんな勘違いをしている読者はいないですよね(笑)。

 しかし、この時にはなんと行った人全員(と言っても僕を入れて2人ですが)が運転免許を持っていないという恐るべき事態が発生していました。ちなみに僕は船舶免許は持っているのですが運転免許は持っていないという偏屈者です(笑)。とりあえず、誰も免許を持っていない、つまりレンタカーは使えないということになりました。

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海沿いは道が平坦で景色も綺麗

 普通、こうなったら車を使わずに行けるところに行こうということになるはずです。が、そうならないのが僕の旅行なのであって、今回もそういう話になりました。今回の目的地は万座毛です。那覇から往復80kmだか90km、常識のある人は、というより常識のない人でも自転車で行こうとは思わないところですね(笑)。しかも、この時借りた自転車はタイヤの小さいママチャリともロードバイクともつかない中途半端な自転車(暴言)だったのですが、要するに100km近い距離を走る自転車ではないことは間違いないモノでした。自転車屋さんに「え、この自転車で万座毛ですか?無理ですよ」と言われたので「あ、無理なんですか。それじゃ行ってきますね」というなかなか意味のわからない、センター試験の会話文作成問題ではバツをもらいそうな返事をして万座毛に向けて出発しました。

 海が見えたり米軍基地が見えたり、要するに色々な意味で’’沖縄らしさ’’を発揮している道を走っていると(そう、国道58号線です)ロードバイクに乗ったオジサンに話しかけられました。自転車の漕ぎ方が違う、サドルが調整できていない(自転車屋で調整してもらったのに)、などと色々と指摘を受けアドバイスをもらいました。東京でこんなことをしたら「不審者情報」などということになりそうですが(笑)。うちの周りでは「女児が男性に『駅はどっち?』と声をかけられる事案が発生」などというメールが流れてきてひっくり返りそうになることがありますが沖縄ではそんなことはなさそうです。

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確認作業。おお、ガイドブック通りですね(なお読んだことはない)

 何はともあれ万座毛に到着し、「あー、ガイドブックと同じだ〜♨️」という確認作業に勤しむ観光客を観察して、なぜか通路を2周し、帰ることにしました。往復10時間、見物時間30分。大学病院も真っ青ですね(笑)。  そして、事件は帰り道に起こりました。夜10時、ゆいレールが見え始めてそろそろ着くかなと思っていたら、いきなり宙を舞ったのです。全く記憶がないのですが、交差点でいきなりポーンと飛びました。おそらく飛距離は2mくらいだったはずです。鳥人間コンテストにでも出ようかな、というくらいは飛びましたね(笑)。後ろから見ていたら突然飛んだからビックリしたと言われましたが、それくらい唐突に長距離を飛んだということです。大体、転ぶ時というのは転ぶ瞬間をハッキリ覚えているものですがそんなこともなく、気づいた時には地面に転がっていましたね(笑)。

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おお、綺麗ですね。事件の数時間前の夕陽。

 なぜか沖縄はムダにドラッグストアだらけな気がするのですが、この時はそのドラッグストアに助けられました。とりあえずバンドエイドを買い、どうにかホテルまで帰り着きました。めでたしめでたし。

 というわけで、間違っても万座毛に自転車で行ってはいけません、というお話でした。昼の11時に那覇を出て、ホテルに着いたのは夜の11時半だったのでやめておいた方がいいですよ(笑)。