独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

''コロナ脳''についての考察

 最近テレビを全くと言っていいほど見なくなり、今見ているのは「サザエさん」だけという恐るべき状況が発生しています。この責任は完全にテレビにあるのであって、つまりテレビがつまらないから見ていないというだけの話です。どのチャンネルを見ても大体似たような顔で、似たような化粧をした、あるいは似たようなスーツを着た、おそらく似たような額の給料をもらっているであろうかわり映えのしないキャスターが似たようなニュースを伝えているのに興味を持つというのは、ライオンを菜食主義者にすること以上の困難を伴うといっても過言ではありません。

 要するにその似たようなニュースというのはコロナウイルスの話なのですが、まあよくこんなことでここまで大騒ぎできるなと思います。東京で200人の感染者を見つけたとしても、東京の人口は1400万人いるわけで、つまり「7万人に1人感染者がいたぞ!大変だ!」と騒いでいる人たちの脳ミソはサバの味噌煮か何かなんでしょうか(笑)。

 

 そうするとテレビを見ている人たちも同じようなことを言い出すわけです。俗にいう「コロナ脳」というやつですね。僕の認識では、「何を言っているのかよくわからない人たち」ということになりますが(笑)。おそらくどんなに議論をしてもどこまでも平行線を辿るのですが、今日はそんなお話しです。

 とりあえず、忍耐力は認める

 何はともあれ、その忍耐力は素晴らしいと思います。気温が何度になろうが天狗も顔負けの真っ赤な顔でマスクをし続けているその精神力というか忍耐力というか、その何らかの力には畏敬の念を抱かずにはいられません。戦車に竹槍で突撃しようとしていた75年前から何も進化していない、もはや生きた化石とでも言いましょうか。天然記念物にしてもいいし、ワシントン条約で保護してもいいところですが、数が多すぎるのでその必要もなさそうです。

厚労省の発表でも東京都医師会の発表でも、「咳やくしゃみがある人はマスクの着用をお願いします」と書かれているのに意地でも初志貫徹するその姿勢、何か別のことに使えば大きな成果を出せそうな気がします。

 カピバラ

 百歩譲って感染拡大(?)が始まった頃に怖がっていたのはいいとしても、今の状況で何が怖いのかがよくわかりません。「ワクチンも治療薬もないから怖いんだ!」などと言っている人もいますが、そもそもワクチンも治療薬もあるインフルエンザで昨年に4000人くらいの死者が出たのに今までのコロナの死者を足しても1000人にすらならないことを考えると、今回彼らが怖がっているものの危険性が高いとは到底言えないはずです。そのことを指摘すると大体宇宙人でも見つけたかのような目でこちらを見て、「とにかく怖いんだ!」というようなことを言ってくることが大抵で、まともな答えが帰ってきた記憶はありません。

 要するに彼らは何が怖いのかよくわかっていないのであって、誰かが慌て始めたからとりあえず慌ててみたカピバラのようなものと思っておけば間違いない気がします(笑)。

 どうしても解けない謎

 彼らがコロナウイルスによる死ばかり問題視するのも疑問で、日本の死因1位の癌で死ぬことは仕方ないと諦め、交通事故に遭ったら「いい人だったのに」と言うことはあってもそれ以上のアクションはせず、毎年死者を出すインフルエンザに対しては薄い反応しかしないのになぜかコロナによる死者だけを極端に問題視するのかが謎すぎます。コロナによる死ばかりをなぜか問題視する一方で他のことは「仕方ない」と諦める、その線引きがどこにあるのか理解不能です。

 この場合に彼らがとりうる方法はどちらかしかないのであって、つまりコロナによる死は他の原因によるそれと同じように誰にでも訪れうるものでそれをコントロールすることは不可能だと受け入れるか、それともコロナによる死と同じくらい恐れることに方針転換するかのどちらかです。おそらく、前者の方が合理的な判断でしょう。

 

 以上、多くの人に対して危険性の低いウイルスに対してなぜか過剰反応している人たちについて僕が思うことでした。

 「220人の陽性者を出すための検査」だの「60人台に乗せると聞いている」だのと意味のわからないことを口走っている人が東京にいますが、気にせず元気にやっていきたいと思います。そう、僕は神奈川県民。