独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

211028 中日本遠回り旅行記⑤(2日目後半)

 中日本遠回り旅行記、本日は記念すべき第5回目に突入しました。ちなみに今2日目が終わろうとしているところなので、当初懸念されていた恐るべきペースよりは早く進行していることになります。執筆しているのは9月12日なので旅行からすでに2週間が経過しており、尚且つ明日から大学の授業が始まってしまうためにこの旅行記のアップロードはさらなる遅延が見込まれています。今日は何とかして2日目のホテルにチェックインして寝るところまで進行したいところですが果たしてどうなるのでしょうか。

新快速は速いぞ!

 さて、旅行記飯田線6時間半の旅を終えて無事に豊橋駅に到着しました。ただ、この路線は景色を楽しむことができたのでそれほど長いとは感じませんでした。宗谷本線の方が長く感じましたね。日が暮れてからの区間が長くて景色がよく見えなかったというのもあるかもしれません。でも、シートだけは宗谷本線の方が良かったと思います。あの時はキハ40にお世話になりましたが、やはり国鉄時代の車両の方がいいもんですね。ふかふかのシートが現役で働いていました。

 ここまではローカル線だったので電車を一本逃すと大変なことになる区間であり、それなりの緊張感を持って電車に乗っていたのですが、ここから先は東海道本線、すなわち幹線なのであって電車は深夜まで無限に走っています。流行りの無限列車編みたいなもんですね。この前、生徒に鬼滅の刃の話をされたので「なんだっけ、暴走列車みたいなやつだよね」と言ったら爆笑されました。

 時刻表によると普通から特急まで様々な種別の電車が走っていましたが、この旅行では青春18きっぷを使っているため特急は利用できません。もう日が暮れており景色を眺めることもできないので特急の次くらいに速そうな特別快速だか新快速だかを利用することにしました。新快速だったっけ?

 駅のコンコースで売っていた棒状のどら焼きのようなものを購入し、名古屋方面行きの電車に乗り込みます。この時点で客は一両に5人くらいでした。さっきまで乗っていた飯田線の方が人口密度が高かったような。ま、厳密な議論をするならばこちらは飯田線よりも連結されている車両が多いので一概にどちらの人口密度が高いという話はできませんが。電車はしばらくして動き出し、東海道本線を名古屋に向けて快調に走行していきます。結構な速度が出ていた記憶があるのでおそらく100km/hは超えていたはずです。ただ、特急用でない車両で出す100km/hはちょっと車両が無理をしている感じがして好きではありません。キハ75くらいのパワーがあればあまり無理している感じもしませんが、313系は70〜80km/hで走っている時が一番楽しそうな感じがします。言いたいことは伝わっているでしょうか。伝わってなさそうだな。

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こればっかりですね。クロスシートだから許す。

名古屋ダッシュ

 電車はしばらく走り続け、やがて名古屋に到着しました。実は今日の日程はここからが(も?)勝負。豊橋で電車に乗る前に「矢場とん」に電話をしてテイクアウトの弁当の予約をしていたのですが、これをなんとしても8時までにとりにいかなければいけないからです。名古屋駅は何度か訪問したことがありますが、「エスカ」なる商業施設の地下街がどこにあるのか全くわからないのでこの勝負は苛烈を極めました。いちいち大げさですね。Google マップは平面はわかっても立体的なことがわからないのでこのような場合には全く使い物になりません。台の上に立って人混みを眺めている暇そうな警察官を見つけたので道を教えてもらい、地下街を激走して7:55くらいに店に到着。目的地の場所を知らない状態で7:40すぎに名古屋駅に着いた割には好成績と言えるのではないでしょうか。

LCCホテル

 さて、夕飯を確保したところで今日のホテルにチェックインします。駅徒歩1分くらいのところにあるホテルです。同じ名前のホテルが近くにあったのでよく知らずに看板だけ眺めて歩いていた僕は無事に間違った方に到着。後で予約確認のメールを見たら「近くに同じ名前のホテルがあるけどそっちじゃないで」みたいなことが書いてありました。そういえばそんなメールを読んだような気もしますがそんなことはすっかり忘れていました。ホテルの人も手慣れたもので、地図を受け取って正しいほうに無事にチェックインが完了しました。

 で、部屋に入ってみると昨日のホテルを超える狭さの部屋がそこにはありました。少なくともベッドを入れるサイズの部屋ではないでしょう。当然ながらトイレもLCCであり(意味がわからない人はこっちの記事を読んでください)、ユニットバスにはなんとなく生乾きの香りが漂っているという素敵仕様のホテルでした。窓の外に見える東横インの看板が輝いて見えます。東横インは去年の夏に泊まってもう泊まらないことを決意しましたが、そんなホテルでも良く見えるレベルのホテルだったのです。さっさとチェックアウトして他のホテルを今から予約しようかとも思いましたが、もう移動するのが面倒だったので今日はここで我慢することにします。

 とりあえず晩ご飯を食べるために椅子に座ってみたら、顔の前50cmくらいのところに巨大なテレビが設置されていました。しかもこのテレビがすごいのは、「ベッドと平行に設置されている」という点です。普通のホテルのテレビはベッドと垂直に設置されていて、ベッドでゴロゴロしながら見られるようになっていますが、ここのテレビはそうなっておらず首を90度捻って見るようになっています。完全に設計ミスだと思いますが、世の中には色々なホテルがあるもんですね。

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椅子とテレビの距離感がおかしい。

 ちなみにこの時はやることがなかったので芝の後輩と電話していましたが、やはり芝生は面白いですね。話が弾みすぎて夜の1時くらいまで話していたので、睡眠時間を確保すべくホテルの朝食は放棄することにしました。どうせこんな部屋のホテルの朝食を食べてもストレスが溜まるだけ(食事をしてストレスを溜めるというのはもう何がやりたいのかわかりませんね)なので特に問題はないでしょう。そういえば、去年の夏に小樽で泊まったホテルでも同じようなことをしました。その時は、朝食の時間が6:30か9:00とかふざけたことを言われたので「じゃあいいです」と言って断りましたが、あの時にフロントのオジサンが見せた悲しそうな表情はなかなか忘れられないですね。客が朝食を断っただけで「ああ、この世の終わりだ」みたいな表情をされても困ります。

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次回予告

 そんなわけで、二日目の僕は眠ることを許されました。今回の旅の2つ目のクライマックスともいうべき移動が明日実行されるので、続きの旅行記もお楽しみに。と言っても、いつアップロードされるかの見込みは全く立っておりません。もしよろしければこのページのどこかにある「読者になる」みたいなボタンから読者になっていただくと、記事が更新されたときにメールで通知が行く仕組みになっていた気がします。