独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

都市のエネルギーという話

 このブログを見ている人ならすぐにわかることだと思いますが、僕の趣味の1つに旅行というのがあります。最近は諸般の事情により旅行に出られていませんが、去年は1ヶ月に1回くらいは旅行を敢行していて、「明後日は大学が休みらしい」ということを聞きつけ伊勢神宮に日帰り小旅行をし、夕方は塾で授業をしているということもありました。ちなみにその休みは大学の学園祭準備のための休みだったそうで切符の手配をした後で「準備日は〇〇時に△△に集合してください」という連絡が流れてきたのですが(笑)。

 ドバイのエネルギー

 旅行していると、エネルギーを感じる都市と感じない都市があって、やはり一番エネルギーを感じたのはドバイでした。片側7車線の高速道路を埋め尽くすくらいの車が走り、夜も煌々と光が灯り、空港は24時間バンバン飛行機が離発着し、スークに行けば誰もが必死で商売を営んでいます。先日、「オカチマチ!」の話をしましたが、彼らはつまりインドなりパキスタンなりの出稼ぎ労働者で、とにかく金を稼ぐ必要があるから必死になっているのです。そういうエネルギーがドバイの魅力な気がします。

 ビルも道路もタケノコのような速さでどんどん建築されていて、ビルの床の薄さに驚きつつも(地震がないので床が薄い)、やはりその勢いに圧倒されます。朝夕には労働者を運ぶ白いバスが行き交い、道路を造り、橋を造り、建物を建てているのがドバイですが、日本の勢いとは桁違いでした。働いている人の効率性は日本の方が高い気がしますが、それ以外の部分では働いている人数にしても、造っているもののスケール感にしても日本のそれとは全く違います。なるほど、世界中から人を惹きつける都市なわけです。

日本はどうなることやら 

 逆にエネルギーを感じない都市がどこかというと、具体名を出してしまうと完全な悪口なので名前は出さないことにしておきます(笑)。ただ、日本の多くの地方都市からは観光地であったとしてもエネルギーを感じることはありません。やはり都市部と地方の格差が広がっているのかな、と旅行していると実感します。実際に駅前に降りることがなくても沿線の風景がそれを示していることも多く、商店街が廃れて巨大なイオンモールに地域経済が占拠されているようなところもありますね。

 ただ沖縄の国際通りだけは別で、あそこはエネルギーを感じさせる街だと思います。規模はそれほどではないにしても、そこで働く人から感じるエネルギーは大きなものがありました。「晩ご飯いかがですかー?」だの「ご飯まだですかー?」だのと(僕以外の人には)積極的に話しかけるその精神はドバイのスークに通じるものがあるようです。それがすなわち街のエネルギーなのだと思います。

 

 あとはエネルギーを感じられそうな都市ということでシンガポールやNYも行ってみたいのですがいつになることやら。