独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

算数も数学も暗記だ!

 算数が嫌いな、あるいは数学が嫌いな皆さんこんにちは。いっぱいいますよね、数学が嫌いな人。僕も嫌いです。式で物事を語るのはやめてくれ、と思いながら早20年が経過しました。僕がいつから数学が嫌いかというとそれは中学校に入って5回目くらいの数学の授業で(5-(-3)=8が理解できませんでした)、いつから算数が嫌いかというともはやそれは生まれつきと言っても過言ではないのですが、とにかく算数も数学も嫌いです。でも不思議なことに、今は文系の国公立大学に通っています。しかも、商学部です。というわけで数学は大学受験でも使い、大学に入ってからもやむなくお付き合いをしているということになります。そんな僕が思う算数・数学についての話を今日はしていくことにしましょう。

 数学も算数も、暗記なんです。

 このタイトルを見ると先生たちは怒り出しそうですね。実際、有名な予備校講師も「一度やったことがある問題ができるっていうのは数学じゃない」と言って数学の暗記科目としての性質を否定していますが、僕は数学も、算数も暗記科目だと思っています。

 

 まず、算数についてですが、これは完全にパターンです。受験算数の世界には〇〇算というのが色々あって(つるかめ算、植木算、ニュートン算etc)、これらの解き方を覚えればある程度の学校には合格できます。問題を見ている感じだと偏差値60くらいまでの学校ならパターン暗記が手っ取り早いですね。それ以上の学校になると発想力が求められるようになります。

 大学受験も同じようなものです(文系の場合。理系は知りません。そもそも理系は数学ができない人が行く進路ではないのでこの議論がナンセンスだとは思いますが)。僕の経験からすると、ⅠAⅡBくらいなら暗記した方が手っ取り早いです。

 なぜ、暗記でもいいのか

 なぜ僕が算数も数学も暗記すればいいと主張するのかというと、ここで論じているのが「受験」勉強だからに他なりません。受験勉強とは受験に合格するためにやるものであって、決して数学の本質を理解したり、数学を好きになったりするためにやるものではありません。「合格」という結果を得るためにするのが受験勉強ですから、受かればそれでいいのです。そのための最適解が暗記だ、ということを今までの経験から言っているのです。

 同じ問題を何回も解くこと

 じゃあどうやったら覚えられるか、というとそれは「何回も繰り返し解く」だけでいいのです。とにかく同じ問題を何回も解くことです。答えを熟読して、それをまっさらな紙に再現することを繰り返せばだんだん覚えていきます。

 そして、覚えるくらい解いていると気づかないうちに何となく数学ができるようになっている自分に気づくはずです。新しい問題を解くときに「あれ、この問題ってあの問題集のあそこにあった問題じゃないか」となればしめたもの。なぜか知りませんが気づいたら成績が上がっています。

 

 というわけで、今日は数学でも算数でも苦手なら好きになる必要は全くないので合格するために暗記でもいいから頑張りませんか、暗記も意外といいことありますよ、というお話でした。