独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

参考書屋さん、単語帳屋さん

 実は5月7日から大学の授業が始まっていて、楽な授業も大変な授業もあるわけです。今学期はテストがない授業がほとんどなのでテスト勉強をしなくていいという点ではどの科目も非常に楽ですが、違った意味で大変な授業があります。ゼミで英語の本を読んでいるのですが、使われている単語が辞書を引くと「大学院以上」だの「英検1級以上」だのと書いてある単語ばかりで何を言っているのかさっぱりわかりません。というわけで(どういうわけで?)今日は単語帳と参考書の話でもしましょうか。

 売るほどあるな、お前。

 おそらく、全国津々浦々の高校には単語帳屋さん、あるいは参考書屋さんが生息していると思います。キク○ン・速○・ターゲッ○・Du○・鉄○、単語帳なら一通り取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております、というような単語帳屋、あるいは赤チャー○・青○ャート・フォー○スゴールド・サクシー○・一対一○応の数学、参考書なら豊富な取り揃えでございます、というような参考書屋。もはや本人もそう呼ばれることを楽しんでいるような節まであったりします。

 でもあら不思議、僕は成績がいい単語帳屋さんにも参考書屋さんにも会ったことがありません。よく考えると当然で、たかが受験期の1、2年でこんなに大量の参考書をこなすことは不可能ですから、おそらくどれも中途半端に終わっているのです。あるいは、もし終わらせていたとしてもその先のレベルに到達するための勉強に割く時間がないので成果が出せない、ということになります。

 単語帳にしても同じ、というか単語帳はもっと酷くて、これだけの単語帳をこなしているということはどう見てもそれぞれが完了しているわけではありません。つまり、例えば最初の50ページだけやって(50ページもやってれば上出来か)次の単語帳、とやっているわけですが、今の単語帳は載っている単語は大体一緒ですから同じ単語ばっかり何回もやっていることになるので成果が出るわけないんですね。

 事業仕分け

 僕の場合は全く逆で、「やり切った参考書がない」「やり切った単語帳もない」という恐るべき事態を発生させたのですが(いや、サクシードとキクタンは終わったか)、それでも無事に受験を乗り切ることはできました。少なくとも英単語や網羅系参考書程度なら、1冊やれば十分でしょう。「鉄壁は終わらせたから今度はターゲットをやる」という爆弾発言も聞いたことがありますが、まあ何を考えているのかさっぱりですね(笑)。基礎的な本は形式が違うだけで書いてあることは大体同じですから(逆に同じじゃないと困ります)、それを何冊もやるのはこれまた事業仕分けが始まりそうな無駄な行動ということになります。

 目標は、「参考書を買わないこと」

 僕がやっていたやり方ですが、僕はとにかく参考書は買わないことを目標にしていました。学校から渡されたもの以外は意地でも買うものか、参考書なんて詐欺みたいなものだ、と思っていましたね(笑)。最高の教材は過去問だと思います。参考書は適当でしたが、過去問は徹底的にやりました。この話はまた今度。