独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

210908 【JAL】国内線ファーストクラスはどんなもんだべ①

 さて、「旅行記を更新しろ」という声が聞こえてきそうな今日この頃ですが、今日もとりあえず執筆していくことにします。実は書いてはいるんです。アップロードするのがめんどくさいのでもう3回分くらい溜まっています。言っていることがそば屋の出前みたいですね。

 今日はJALのファーストクラスに乗ったのでその話をしていくことにします。なお、前回アップロードした中日本遠回り旅行記とは関係ありません。JALグループジェット機乗り倒しツアーの旅行記を執筆し始めたということです。

当日アップグレード

 ぼくがJALを好んで利用する理由の一つに「当日アップグレード」があります。当日空席があれば+1000円でクラスJに、+8000円でファーストクラスにアップグレードできるシステムですね。ちなみに、これはチケットの種類を問わずに行えることなので例えば「修学旅行生が自分だけクラスJに上がる」というのもできることになります。ぼくが修学旅行で沖縄に行った時にもやろうかなと思いましたが流石に実行する勇気はなかったですね。なお、航空マニアの間では「ステータスホルダーの高校生がプレミアムエコノミーに自動アップグレードされた」という都市伝説もありますが、これは嘘のような気がします。修学旅行で予約しているチケットとマイレージプログラムの個人の情報が紐づいているとは考えにくいからです。マイルの事後登録ならできると思いますが、搭乗時の自動アップグレードは無理なんじゃないかな?

 さて、また盛大に話がずれていますが今回は羽田-札幌でアップグレードに成功しました。機材は最新鋭のA350-900、当然シートも最新のものが装備されています。この日の出発地であった伊丹でチェックインする時に聞いてみたらアップグレードできたのでここで手続きしておきました。

 これは初めて知ったのですが、当日中の乗り継ぎがある場合にはその中に一区間でもファーストクラスが入っているとその日のチェックインやラウンジについては常にファーストクラスの乗客としてのサービスを受けられるそうです。というわけで、伊丹でも優先レーンを利用しました。プレミアムレーンなだけあって、セキュリティチェックの係員も丁寧だった気がします。気のせいかな。

 羽田ではファーストクラスのチェックインカウンターが見当たらなかったのでJGCチェックインカウンターに行ってみたら「ここでもできますが、ファーストクラスのチェックインカウンターも使えますよ」とのことだったのでファーストクラスのカウンターでチェックインしてみました。

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この真っ赤な看板が目印

 カウンターを抜けると何やらいい香りの漂うエスカレーターを上り、ラウンジの入り口に到達。昔、交通系YouTuberのスーツが「高いトイレの芳香剤」と表現していましたが、少なくともトイレの匂いではなかったですね。アウディのディーラーとかでも似た匂いがします。伝わらないか。

ダイヤモンドプレミアラウンジ

 何と、チェックインしたところまでだけで1000文字近い長文を生成しているのですが、そんなのは日常茶飯事なので気にしていても仕方ありません。というわけで、ラウンジに入室しました。当日アップグレードであってもファーストクラスの乗客にはダイアモンドプレミアラウンジという仰々しい名前のラウンジへの入室権が与えられます。このラウンジにはファーストクラスの乗客以外にはJMBダイヤモンドかJGCプレミアを持っている乗客のみが入室できるのでそもそもそんなに人がいることがない上に、ラウンジ自体が無駄に広いので極めて低い人口密度が実現されているのです。なお、このラウンジに入れる人はサクララウンジも利用することができるのでそちらも出かけてみましたが、比べてみるとショボかったですね。もちろんカードラウンジよりは豪華ですが。

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どうやってこんなに曲がった木を育てたんですかね?

 ラウンジではもちろん食べ放題&飲み放題でした。個人的にはハーゲンダッツ食べ放題が嬉しかったですね。3つくらい食べようと思っていましたがラウンジの中を徘徊しているうちに搭乗時刻になってしまったので1つしか食べられませんでした。今度乗ることがあれば3時間くらい前にチェックインしてラウンジを隅から隅まで探検してみたいと思います。シャワーブースもあるのでどんなものなのか使ってみたいですね。

 客の人数に対して係員が多いので、このラウンジはよく言えば「きめ細かいサービスが受けられる」、悪く言えば「常に監視されている」場所であるようです。飲み物の機械にアイスコーヒーがなかったので近くの係員に「アイスコーヒーが飲みたい」と伝えたところどこからともなくアイスコーヒーが出てきました。どうやって作ってくれたのかよくわかりませんが不思議なものです。しかもトレーに載っていて、おしぼりまでついていました。もうカードラウンジなんかとは完全に別世界ですね。何というか、スーパーカブとラ・フェラーリくらい違います。全くわからない例えですね。

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出所不明のアイスコーヒー

優先搭乗

 JALグループはついこの間、搭乗の順序を変更したそうです。何がどう変わったのかはよく知りませんが、とりあえずファーストクラスの利用者は事前改札の人を除けば最初に搭乗することができます。国内線で優先搭乗する意味は全くもってわかりませんが、とりあえず使える権利は行使しようということで先に乗ってみることにしました。

 と言ったものの、機材の準備に時間がかかったそうで搭乗開始が10分ほど遅れていたせいで優先搭乗で並んでいた人たちは10分間つっ立ったまま待たされることになったので、もう並ぶのはやめてしまいました。たかが2、3分早く機内に入るために10分も立っているのはバカバカしいですね。優先搭乗の列が流れ始めてから後について乗ることにしました。他の人たちは待っていたどころかどんどん列が長くなっていましたが、彼らとは一生分かり合える気がしません。

 事前改札は別として、ステータスホルダーに対する優先搭乗は何がいいのかわかりません。今回利用してみたものの何がいいのかは依然として謎に包まれています。国際線のビジネスクラス以上ならウェルカムドリンクが出てくるので先に乗る意味もあるとは思いますが、国内線で先に乗っても機外で待つか機内で待つかの違いしかないので別に意味もないでしょう。「荷物置き場を確保するため」とか言っている人もいますが、最後に乗るぼくはいつも全く問題なく荷物を収納できています。ぼくからしたらそもそも全員の荷物が収納できる量の手荷物持ち込みしか認められていないのに何を言ってるんだ?って感じですね。それ以外に思いつく理由は「客が優越感に浸れるようにする」くらいしかありません。

 席をいじって遊んでいたら人を殺すような笑顔を浮かべたCAが近寄ってきてバカ丁寧なファーストクラスにふさわしい挨拶をしに来ましたが、例によって字数が大変なことになっているので機内での話は次の記事で書くことにします。