独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

JRの嫌いなところ。

 世の中には「鉄道オタク」「鉄道マニア」などと呼ばれる人がいて、僕もかつてはそうでした。学校帰りに常磐線で取手まで行ったり、西武線で飯能まで行ったり、などとだいぶ色々と乗り回していた記憶があります。つまり寄り道ですが、まあそれは時効ということにしておきましょう(笑)。部活の大会の時もわざわざ遠回りして帰っていました。早く大会が終われば早く帰れて、その分電車に乗れる時間が増えるので早く終わることを願っていましたね。早く終わるというのはすなわち早く負けるということなのでそれを願っていたのがいいのか悪いのかという議論はありますが(笑)。

 東京近郊区間の特例を活かして遊ばせてもらった(今もたまに遊ばせてもらっています)には大いに感謝しているのですが、でもいくつか「あれ?」と思うことがあるので今日はそんなお話です。

放送がうるさいんじゃ

 これはJRに限った話ではないですが、日本の電車の放送はうるさすぎると思います。電車が走り出した途端にまずは機械が日本語で「JR東日本をご利用くださいましてありがとうございます。この電車は湘南新宿ライン高崎線直通、特別快速高崎行きです。グリーン車は…」とひたすらに自己紹介をした上で次に自分がどこに止まるのかを述べ、それが終わったかと思うと今度は英語で同じ内容を述べ、最後に車掌が例の鼻にかかった声で「えー、ご乗車ありがとうございます。この電車は高崎線直通の湘南新宿ライン、特別快速高崎行きです。途中の停車駅は…」とベラベラ喋り、しかも「途中の停車駅の到着予定時刻をご案内いたします」などという恐ろしい放送まで入るわけです。さらに加えて「優先席ではああしろこうしろ」「スマホをマナーモードにしろ、あるいは電源を切れ」「駅は終日禁煙だ」「急停車するかもしれないから手すりにつかまれ」などと余計なおしゃべりをしたりしています。

そして車掌がしゃべり終わったと思ったら駅が近づきまた自動放送が「まもなく新宿、新宿、お出口は…」としゃべり出して乗り換え案内までもご丁寧に説明し、英語が同じことを繰り返し、車掌も同じことを述べてついでに「今度の埼京線は○番線から○時○分、中央線快速電車は…」などと時間まで付け足し、放送が終わると同時に電車が止まってドアが開く、という恐ろしい様相を呈しています。

 ドアが開いても今度は「新宿―、新宿―、ご乗車ありがとうございます」と機械がしゃべり、駅員はここぞとばかりに「ご乗車ありがとうございました、渋谷、渋谷に到着です。山手線、東急東横線田園都市線東京メトロ銀座線、副都心線京王井の頭線をご利用の方はお乗り換えください。到着の電車は特別快速電車です、当駅を出ますと次は大崎に停車いたします。恵比寿には停車いたしませんのでご注意ください。」などとしゃべり、発車メロディが流れ、機械が「3番線、ドアが閉まります。ご注意ください。」としゃべり、それに被せるように駅員が「はい、この辺でドアを閉めさせていただきます。」と述べ(そもそもドアを閉めるのはあなたじゃない)、警備員が駆け込み乗車しないように叫び、なぜかドアが閉まるときに「ピンポン」と音がして閉まるわけです。おお、うるさいですね。というか、僕もよくこんなに書いたなあ(笑)。

 そもそも電車の行き先というのは確認してから乗るべきものであって、次がどこかというのも各自で把握すべきもので、到着時刻というのは30秒くらいスマホをいじればわかることなのだからこの放送の大半は不要なものだと思います。大体、こんなに自己紹介ばかりしているのは選挙カーと合コン中の大学生くらいであって、そんなことは誰も電車に要求していません。車掌も駅員も、自分の職場とカラオケボックスの区別をつけるべきだと思います。

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ものすごく久しぶりの211系

いちいち全線を止めるな

 鉄道に事故はつきものですが、なぜかJRはやたらと全線を止めている気がします。私鉄ならとっくに折り返し運転を始めているような時でもJRだけなぜか「運転を見合わせております」となっているのです。例えば「高尾で人身事故なのでお茶の水の電車まで止まりました」「南浦和で信号が壊れたので桜木町の電車が動けません」というのはなかなかに意味不明なのであって、一刻も早く改善して欲しいと思います。もちろん一時的に止まってしまうのはどこも一緒ですが、その後の回復の速さは私鉄を見習って欲しいものです。

 そういえば今日も相模湖で抑止されて、特急にも抜かされてだいぶ待たされました。「高尾駅のホームが電車で埋まっていて入線できません」じゃなくてとりあえず前に出してくれ、この電車は高尾終点だろ、と思っていました。普段なら有り余る行動力で他の路線で目的地に到着できますが、高尾の山奥ではどうすることもできません(笑)。

 

 というわけで、今日はJRに直して欲しいな、と思うことを書いてみました。読者の中にJRの人いませんか?(笑)