独り言は大声で。

完全不定期で、受験の話をしたり旅行の話をしたりしていきます。たまに覗きにくるといいことあるかも。

パン屋で離陸しそうになったお話

 いつも真面目な話ばかりしていても飽きてしまうので(誰ですか?いつも不真面目だと言った人は。)、今日は完全なる雑談をすることにします。今日も記事が盛大な釣りになっているような気がしますが、今日は僕がパン屋で離陸を試みた話です。受験勉強の息抜きにぜひどうぞ。

 テイクアウトって言ったはずだった。

 僕は旅行が好きで国内外問わずどこにでも出没しますが、この時の僕はドイツ・ミュンヘンに出没していました。ミュンヘンからシュトゥットガルトまでICEで移動することになっていたので(地理選択の人はこれで僕がドイツに行った目的はわかりますね)、その中で朝ごはんにパンを食べようと思ってパン屋に行った時に事件が起こったのです。

 英語で「テイクアウト」を何と言えば正解なのかはよく知りませんが(「to go, please」とか言えばいいのかな)、とりあえず「Take out」と言えば大体忖度してくれるような気はします。ということで「Take out, OK?」と言いました。正確には言ったつもりでした。

 オバチャン、狐に包まれるの巻

 しかし、店員のオバチャンは狐に包まれた、いやつままれたような顔をしています。「何言ってんだお前」とでも言いたげです。こういう時は自分か相手のどちらかが間違っているはずなので、自分が何か変なことを言ったかと考えて気づいたのですが僕は「Take off, OK?」と言っていました。Take outは食べ物を店以外の場所で食べること、Take offは「離陸する」という意味ですから、僕は朝8時に駅のパン屋で「すいませーん、離陸してもいですか?」と聞いたことになります。ゲロゲロ。大事件ですね。おそらく、オバチャンは後で同僚なり友達なりにこの話を700倍くらいに膨らませて話したことでしょう(笑)。まあ、人に笑いと幸福をもたらしたならそれはそれでよかったのだと思います。

 銀のスプーンとTake off 

 僕は「銀の匙」を「銀のスプーン」と言ったら通じなかったと怒っている人に会ったことがあって、それは店員が察しなきゃいけないなと思いましたが、流石にこれは通じなくても仕方ないような気がします(笑)。ただ、旅行というのは少しくらいおかしな事件が起こらないと面白くないのでちょうどよかったのかもしれません。

 

 実はミュンヘンでは「伝票お持ち帰り事件」というのも起こしてきたので(ちなみにミュンヘンには1泊しかしていないのですが)、その話も今度書くことにします。こういう話もたまにはいいものです。